昨年のホープフルSを制したドゥラエレーデ(牡3、栗東・池添学厩舎)が、チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)でGI2勝目を狙う。  ドゥラエレーデは父ドゥラメンテ、母マルケッサ、母の父オルフェーヴルの血統。母は5戦未勝利だが…

 昨年のホープフルSを制したドゥラエレーデ(牡3、栗東・池添学厩舎)が、チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)でGI2勝目を狙う。

 ドゥラエレーデは父ドゥラメンテ、母マルケッサ、母の父オルフェーヴルの血統。母は5戦未勝利だが、伯父サトノダイヤモンドは16年の菊花賞と有馬記念の覇者。伯母のリナーテは19年京王杯スプリングCで2着になるなど、芝短距離路線で活躍した。

 ここまで9戦2勝。昨年のホープフルSでは14番人気の低評価を覆し、GI初制覇を決めた。3歳を迎えてUAEダービーに参戦。デルマソトガケには完敗を喫したものの2着に食い込み、芝ダート二刀流のトップホースであることを証明している。その後は日本ダービーが競走中止、宝塚記念が10着、セントライト記念が8着と結果が出ていないが、今回は4戦ぶりのダート戦。大幅な変わり身があっていいだろう。

 これまでダートでは未勝利が1着、UAEダービーが2着と連対率100%。ホープフルSを制しているように、この時期も合うイメージだ。さらには当時以来となるB.ムルザバエフ騎手の手綱も心強い。今度は砂上で高配提供となるか。穴党なら絶対に無視できない1頭となる。