日本大学アメリカンフットボール部の違法薬物事件をめぐり、同大で29日夕、臨時理事会が開かれた。アメフト部の廃部や、酒井健夫学長と沢田康広副学長(競技スポーツ担当)の人事、改善計画などについて議論されるとみられる。 部員3人が逮捕されたアメ…

 日本大学アメリカンフットボール部の違法薬物事件をめぐり、同大で29日夕、臨時理事会が開かれた。アメフト部の廃部や、酒井健夫学長と沢田康広副学長(競技スポーツ担当)の人事、改善計画などについて議論されるとみられる。

 部員3人が逮捕されたアメフト部については、28日に学内の会議で廃部の方針が決まった。

 また、22日の理事会では一連の問題の責任の所在について議論され、酒井学長には年度末での、沢田副学長には即時の辞任が提案された。27日には酒井学長が年度内の、沢田副学長が年内の辞任を大学側に申し出ている。

 理事会では、30日が文部科学省への提出期限となっている改善計画についても話し合われる見込み。(山本知佳)