C.ルメール騎手がグロリアムンディ(牡5、栗東・大久保龍志厩舎)でチャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)の10年ぶり3勝目を狙う。  ルメール騎手は前身のジャパンCダート時代も含め、チャンピオンズCに14回騎乗して、08年カ…

 C.ルメール騎手がグロリアムンディ(牡5、栗東・大久保龍志厩舎)でチャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)の10年ぶり3勝目を狙う。

 ルメール騎手は前身のジャパンCダート時代も含め、チャンピオンズCに14回騎乗して、08年カネヒキリと13年ベルシャザールで2勝。また、15年ノンコノユメと19年ゴールドドリームで2着。09年には12番人気のゴールデンチケットを3着に導いたこともある。ここ3年は掲示板外に終わっているが、決して相性は悪くない。

 今年は初騎乗のグロリアムンディで参戦する。登録19頭のうち、騎乗経験があるのはクラウンプライド、ジオグリフ、テーオーケインズの3頭のみ。いずれも最近は主戦の座を明け渡していたが、代わりに有力馬の手綱が回ってくるのが名手たる所以だ。

 グロリアムンディは今年のダイオライト記念と平安Sを楽勝した実力馬。前走のコリアCはクラウンプライドに完敗の2着だったが、当時は舞台適性の差があったようにも思えた。ここは雪辱を期す一戦。今秋のJRA・GIで6戦4勝と絶好調、勢いに乗っているルメール騎手の好リードに期待したい。