「伊賀上野シティマラソン」が26日、三重県伊賀市で開かれた。今季初の零下を記録した寒さの中、県内外から参加した大勢のランナーたちが伊賀路を走り抜けた。 計2140人のエントリーがあり、3年ぶりのリアル開催だった昨年より約380人増えた。内…

 「伊賀上野シティマラソン」が26日、三重県伊賀市で開かれた。今季初の零下を記録した寒さの中、県内外から参加した大勢のランナーたちが伊賀路を走り抜けた。

 計2140人のエントリーがあり、3年ぶりのリアル開催だった昨年より約380人増えた。内訳はハーフマラソン(約21・1キロ)865人、クオーター(約10・5キロ)468人、5キロ296人、ジョギング(約2・7キロ)511人。5キロコースは2019年以来4年ぶりに設けた。

 この朝は市中心部にランナーたちが集合。市内は最低気温がマイナス1度と今季一番の冷え込みだったが、ランナーの中には半袖姿で気にかける様子も見せない人たちもいて、午前9時35分の5キロコースを皮切りに順次号砲がなると、一斉に走り出した。

 同市でのハーフマラソンは初挑戦となる大阪府大阪狭山市の下名迫鈴子(しもなさこれいこ)さん(55)は日々10キロ以上走るという。スタート前は「忍者の街を楽しみながら気負わず、でもタイムも気にして走りたい」と話し、1時間34分40秒で50歳以上女子の部で2位の好成績を残した。

 ハーフの年代別1位は次の皆さん。(敬称略)

 【高校~29歳】男子=中久保遥星、奈良県▽女子=森下璃子、北海道【30代】男子=マーティン・ワウエル、伊賀市▽女子=橋本恵利、伊賀市【40代】男子=河合祐介、鈴鹿市▽女性=服部亜弓、愛知県【50代男子】石井聡、亀山市【50歳以上女子】益田美砂子、奈良県【60歳以上男子】北村欣照、亀山市(亀岡龍太)