第103回全国高校ラグビー長崎県大会は23日、長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場で決勝があり、長崎南山と長崎北陽台が26―26と引き分けて大会2度目の両校優勝となった。抽選の結果、長崎南山が7回目の全国大会出場を決めた。全国大会は12…

 第103回全国高校ラグビー長崎県大会は23日、長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場で決勝があり、長崎南山と長崎北陽台が26―26と引き分けて大会2度目の両校優勝となった。抽選の結果、長崎南山が7回目の全国大会出場を決めた。全国大会は12月27日から大阪府東大阪市の花園ラグビー場である。

 試合は前半、長崎北陽台が4トライ3ゴールを決めて26点を挙げ、2トライ1ゴールの長崎南山に14点差をつけた。だが長崎南山は後半早々にトライを奪うと、SHの山下蓮選手が角度のあるゴールを決め7点差に。さらにゴール前のラックで山下選手がパスを出すとみせかけて自分で飛び込みトライ、ゴールも決め同点に追いついた。その後は両校とも懸命な攻防を重ね、同点のまま試合終了となった。

 県大会での両校優勝は、長崎北陽台と長崎北が引き分けた2011年の91回大会以来。この時は抽選で長崎北陽台が全国切符を手にした。(寿柳聡)