<大相撲十一月場所>◇十二日目◇23日◇福岡・福岡国際センター 序ノ口筆頭・宇瑠寅(式秀)と序二段九十六枚目・二十城(山響)の一番では、1度目の立ち合いは不成立。その際、宇瑠寅が即座に相手に向かってお辞儀したが、その独特の所作に相撲ファンが…

<大相撲十一月場所>◇十二日目◇23日◇福岡・福岡国際センター

 序ノ口筆頭・宇瑠寅(式秀)と序二段九十六枚目・二十城(山響)の一番では、1度目の立ち合いは不成立。その際、宇瑠寅が即座に相手に向かってお辞儀したが、その独特の所作に相撲ファンが「かわいい」「拝む系の謝罪w」とほっこりする一幕があった。

【映像】60キロ力士が立ち合い不成立で独特の謝罪

 身長165.8センチ、体重60キロの超軽量級力士・宇瑠寅は、この日、身長183センチ、体重142.6キロと自分よりも約2.4倍重たい二十城と対戦。1度目の立ち合いでは二十城が突っかける格好となり詫びを入れていたが、対する宇瑠寅も即座にお辞儀。合掌しお祈りするようなスタイルの宇瑠寅に対し、相撲ファンから「おがむなよwww」というツッコミにも似たフレーズも届いていた。

 2度目の立ち合いは成立すると、宇瑠寅は相手の中に潜り込むも、二十城が上手く体を開き、上手出し投げで宇瑠寅を土俵に沈めた。二十城は5勝目、一方の宇瑠寅は2敗目を喫した。

 “ウルトラマンタロウ”が四股名の由来である宇瑠寅は、新弟子検査のときは体重67キロだったというが、さらに絞って34歳の現在は体重60キロとなった軽量級力士。その高い身体能力を生かし、今場所さらなる活躍に注目が集まる。
(ABEMA/大相撲チャンネル)