23日、浦和競馬4Rで行われた埼玉県養蜂協会長賞(C2六〜八組・ダ1400m)は、新原周馬騎手が騎乗した12番人気のタツノヴィクトリー(牡3、川崎・田辺陽一厩舎)が先手を取って逃げ切り、後続に7馬身差を付けて勝利した。勝ちタイムは1分2…

 23日、浦和競馬4Rで行われた埼玉県養蜂協会長賞(C2六〜八組・ダ1400m)は、新原周馬騎手が騎乗した12番人気のタツノヴィクトリー(牡3、川崎・田辺陽一厩舎)が先手を取って逃げ切り、後続に7馬身差を付けて勝利した。勝ちタイムは1分29秒6(良)。

 また、2着に11番人気のイタルトコロデ、3着に2番人気のビービードルチェが入線。単勝1.8倍と圧倒的な支持を集めていた1番人気イスラデルノルテは4着に敗れ、馬複193,890円、馬単は194,050円、3連単は2,378,230円の高配当となった。

 勝ったタツノヴィクトリーは父サトノクラウン、母ハワイアンアイ、母の父キングカメハメハという血統。22年7月に川崎競馬場でデビューし、これまでは2度の2着が最高だった。今回は昨年9月のスズムシ特別(川崎)以来となる逃げ戦法に持ち込むと、後続に影も踏ませぬ圧巻の逃走劇を披露。最低人気ながら見事な変わり身を見せ、嬉しい初白星をつかんだ。