JRAは23日、第43回ジャパンC(GI、芝2400m)の枠順を発表した。 GI5連勝の現役最強馬イクイノックスは1枠2番、今年の牝馬三冠を制したリバティアイランドは1枠1番、牝馬二冠のスターズオンアースは8枠17番から出走する。 ◆【ジャ…

JRAは23日、第43回ジャパンC(GI、芝2400m)の枠順を発表した。

GI5連勝の現役最強馬イクイノックスは1枠2番、今年の牝馬三冠を制したリバティアイランドは1枠1番、牝馬二冠のスターズオンアースは8枠17番から出走する。

◆【ジャパンカップ2023特集】「イクイノックスvs.リバティアイランド」追い切り、枠順・予想オッズetc. 予想に役立つ馬券攻略ガイド

■圧倒的に内枠有利

過去10年、1枠【4.3.1.9】、2枠【2.0.4.13】、3枠【2.1.2.15】と複数勝利を挙げているのはすべて内枠。1~4枠は【9.6.7.54】勝率11.8%、複勝率28.9%、5~8枠は【1.4.3.83】勝率1.1%、複勝率8.8%と圧倒的に内枠が有利な傾向。

5~8枠を3番人気以内で見ても【0.1.1.7】。昨年は1番人気シャフリヤールが2着、2番人気ダノンベルーガが5着と人気を裏切る結果に。5枠より外だと7枠が【1.1.2.20】と馬券絡み多数で、2015年の4番人気ショウナンパンドラが唯一勝利を挙げていた。一方、1~4枠に入った3番人気以内の馬は【7.4.5.5】勝率33.3%、複勝率76.2%と人気馬が多いのも事実だが、しっかり力を出し切れている。

広いコースのため直線で馬群がばらければ、ロスを抑えて運ぶことができた馬が優勢となるためだろう。

今年は1枠1番リバティアイランド、1枠2番イクイノックスと2強がもっとも好成績を残している1枠に入った。ちなみに1番枠は【3.2.1.4】、2番枠は【2.1.1.6】。3番人気以内ならいずれも【2.1.1.0】で完全に互角の成績だった。2強に抗うのは危険だ。

人気サイドのスターズオンアースは【0.0.1.26】の8枠。ここは割引が必要。内枠を引き当てたタイトルホルダーとドウデュースはぞれぞれ流れ次第でチャンスがありそうだ。

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文●SPREAD編集部