<大相撲十一月場所>◇十日目◇21日◇福岡・福岡国際センター 幕下三十八枚目・藤闘志(藤島)と幕下三十五枚目・旭大星(大島)が熱戦を繰り広げた。あまりの激しい一番に、勝った力士も疲労困憊の様子で、勝ち名乗りを受ける際にふらついていた。ファン…

<大相撲十一月場所>◇十日目◇21日◇福岡・福岡国際センター

 幕下三十八枚目・藤闘志(藤島)と幕下三十五枚目・旭大星(大島)が熱戦を繰り広げた。あまりの激しい一番に、勝った力士も疲労困憊の様子で、勝ち名乗りを受ける際にふらついていた。ファンからは「よー頑張った」「ギッリギリだ」といった声が寄せられた。

【映像】取組後にフラフラする力士

 立ち合い突っ張って攻めた藤闘志。果敢に前に出ていくが、対する旭大星もいなして応戦。互いに強烈な突き押しを繰り出す激しい攻防戦となり、館内には両力士の「シュッ!フッ!」という声が響いた。大迫力の激闘に客席からは拍手も沸き起こった。

 取組は終盤、頭四つに組んだ両者が探り合う状態になると、最後は力を振り絞った旭大星が一気に突進。しかしこれを藤闘志はうまくかわして引き落としを決めた。勝った藤闘志は2勝目。敗れた旭大星は4敗目を喫した。

 息つく暇もない大熱戦を制した藤闘志。取組後、両手を膝につけて大きく呼吸すると、勝ち名乗りを受ける際もフラフラとふらつくなど、全力を尽くして息が切れた様子を見せていた。

 白熱した一番に、ABEMAの視聴者からも「フラフラ」「ギッリギリだ」「つかれたw」と興奮気味の声が殺到。「お疲れさんでした」「よー頑張った」とねぎらいのコメントも相次いでいた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)