ディープボンド(牡6、栗東・大久保龍志厩舎)が、ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)に初参戦する。  ディープボンドは父キズナ、母ゼフィランサス、母の父キングヘイローという血統。これまで20年京都新聞杯、21年22年の阪神大賞典…

 ディープボンド(牡6、栗東・大久保龍志厩舎)が、ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)に初参戦する。

 ディープボンドは父キズナ、母ゼフィランサス、母の父キングヘイローという血統。これまで20年京都新聞杯、21年22年の阪神大賞典、21年フォワ賞と重賞4勝。GIでも21年から23年の天皇賞(春)、21年有馬記念と4度の2着があり、獲得賞金はGI未勝利馬歴代トップの6億8000万円に達している。

 そんな同馬だが、意外にもジャパンC初参戦。東京で走るのは20年の日本ダービー以来、3年半ぶりである。父キズナは日本ダービー馬、祖父ディープインパクトは日本ダービーとジャパンC覇者。さらに母母父カコイーシーズは90年ジャパンCで3着とこの舞台、このレースに相性のいい血統ともいえる。

 昨年京都競馬場主催の「アイドルホースオーディション」では投票で3位に選ばれ、ぬいぐるみにもなったディープボンド。ここで強敵撃破での戴冠となれば、日本中のファンが歓喜することは間違いない。