【神奈川】「かわさき多摩川マラソン2023」(市、市教委など主催)が19日、川崎市中原区の等々力陸上競技場を発着点に多摩川河川敷などを走るコースで開かれた。計約5700人が青空の下、力走した。 大会はハーフマラソン、10キロ、3キロ、未就…

 【神奈川】「かわさき多摩川マラソン2023」(市、市教委など主催)が19日、川崎市中原区の等々力陸上競技場を発着点に多摩川河川敷などを走るコースで開かれた。計約5700人が青空の下、力走した。

 大会はハーフマラソン、10キロ、3キロ、未就学児も走るファミリーファンランニング(約1キロ)、車いすランの5部門で開催。3キロと車いす部門のスターターは、サッカーJ1・川崎フロンターレの元選手の中村憲剛さんが務めた。

 10キロに参加した川崎市多摩区の病院職員振原美緒さん(49)は「多摩川沿いは練習でも走っている。きょうは地元のレースで自己ベストを出せた。長距離は走れば走るほど記録の伸びが期待できる」と練習の成果を喜んだ。

 大会は1986年に「川崎市民マラソン」として始まり35回目。今回は来年の川崎市制100周年のプレ大会として、「誰もが楽しめるインクルーシブな大会」と位置づけ、車いす利用者や未就学児が参加できるようになった。(佐藤英法)