世界ラリー選手権(WRC)の日本大会「ラリージャパン」が19日、岐阜県内で開かれた。中津川市と恵那市の山中の公道を使用した競技エリア「スペシャルステージ」(SS)では、ラリーカーが爆音を上げて走り、「リエゾン」と呼ばれる移動区間では、間近…

 世界ラリー選手権(WRC)の日本大会「ラリージャパン」が19日、岐阜県内で開かれた。中津川市と恵那市の山中の公道を使用した競技エリア「スペシャルステージ」(SS)では、ラリーカーが爆音を上げて走り、「リエゾン」と呼ばれる移動区間では、間近に通り過ぎるラリーカーや選手にファンの歓声が上がった。

 県内での開催は、愛知県とともに2年連続。給油と車両整備ポイントが設けられた中津川市の中津川公園では、選手が車を降りてリラックスした表情で手を振ったり、サインに応じたりしていた。公園では「なかつがわラリーフェス」が開かれ、市民らがパブリックビューイングで競技を観戦したり、子どもたちがカートを体験したりした。

 恵那市でも岩村本通りなど3カ所でリエゾンイベントがあり、ラリーカーが通過すると、市民らが太鼓演奏などで激励した。