<大相撲十一月場所>◇六日目◇17日◇福岡・福岡国際センター 序二段三十三枚目・風佑城(押尾川)が序二段三十七枚目・翠桜(出羽海)をはたき込みで下した一番で、敗れた翠桜が身体能力を生かした豪快な側転での受け身を披露。虚を突かれた様子で行司が…

<大相撲十一月場所>◇六日目◇17日◇福岡・福岡国際センター

 序二段三十三枚目・風佑城(押尾川)が序二段三十七枚目・翠桜(出羽海)をはたき込みで下した一番で、敗れた翠桜が身体能力を生かした豪快な側転での受け身を披露。虚を突かれた様子で行司が思わず身を引いた見事な受け身に館内からどよめきが沸き起こった。

【映像】長身力士が魅せた驚異の身体能力

 立ち合い頭から当たった両者。すぐに風佑城が突っ張って前に出るとそのまま土俵際まで追い詰めていく。その後、耐えた翠桜が押し返そうとするタイミングにあわせ、風佑城がすかさず引いてはたき込みを決めた。

 はたき込まれた翠桜はバランスを崩して前のめりになりつつも、見事な側転でグルリと一回転、華麗な受け身を取って難なく着地した。勝った風佑城は3勝目。敗れた翠桜は1敗目を喫した。

 身長180センチ、118.8キロの翠桜が華麗な側転を見せると、館内からは「おぉ!」とどよめきが発生。行司も驚いたように身を引き、気が動転したのか軍配も独特の上げ方をしていた。

 迫力あふれる側転を受けて、ABEMAの視聴者からも「側転w」「かっこよ」「体操すんな」「アクロバット」と驚きの声が相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)