昨年のホープフルSを制したドゥラエレーデの半妹となるバロネッサ(牝2、美浦・田中博康厩舎)が、土曜東京4R(芝1600m)でデビュー勝ちを目指す。  バロネッサは父ロードカナロア、母マルケッサ、母の父オルフェーヴルの血統。半兄は昨年のホ…

 昨年のホープフルSを制したドゥラエレーデの半妹となるバロネッサ(牝2、美浦・田中博康厩舎)が、土曜東京4R(芝1600m)でデビュー勝ちを目指す。

 バロネッサは父ロードカナロア、母マルケッサ、母の父オルフェーヴルの血統。半兄は昨年のホープフルSを制し、今年のUAEダービーで2着だったドゥラエレーデ。母は未勝利だったが、伯父のサトノダイヤモンドは16年に菊花賞と有馬記念を制し、現在は種牡馬として活躍している。

 ここまで坂路とWコースで入念に併せ馬を消化。最終追いではレースでもコンビを組むT.マーカンド騎手が騎乗し、ほぼ馬なりでラスト1F11秒5をマークした。血統的な期待は大きいが、それに応えられるだけの器。来春の大舞台に向けて、まずはきっちりと決めたい初陣となる。