50回を迎えた国内男子プロゴルフツアー、ダンロップフェニックスが16日、84人の選手が参加して宮崎市のフェニックスCCで開幕した。 16日の第1組のスタート前にはプロゴルファーとして活躍した青木功さん(81)と中嶋常幸さん(69)が「開幕…

 50回を迎えた国内男子プロゴルフツアー、ダンロップフェニックスが16日、84人の選手が参加して宮崎市のフェニックスCCで開幕した。

 16日の第1組のスタート前にはプロゴルファーとして活躍した青木功さん(81)と中嶋常幸さん(69)が「開幕第1球」を放った。青木さんは「ジャック・ニクラウス、トム・ワトソン、タイガー・ウッズらが参加してくれ、この大会が世界的なトーナメントに育ったことを心からうれしく思う」。日本人初の優勝者である中嶋さんは「日本の子どもたちがこの大会をめざし、この大会から世界に羽ばたいてくれるように願っている」と話した。

 第1日は、2021年マスターズを制し、4年ぶりに日本ツアーに出場した松山英樹選手が6バーディー、1イーグルの8アンダーで首位に立った。今年の全米オープンでメジャー初優勝をあげたウィンダム・クラーク選手(米国)はイーブンパーで49位タイ、今年の全米プロを含めメジャー5勝のブルックス・ケプカ選手(米国)は2オーバーで66位タイと出遅れた。大会の賞金総額は2億円(優勝賞金4千万円)。(石川雅彦)