牝馬三冠を達成し、現在GIで4連勝中のリバティアイランド(栗東・中内田充正厩舎)。次走は11月26日に東京競馬場、芝2400mで行われるジャパンCを予定しており、今朝16日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。 軽くモヤのかかっ…
牝馬三冠を達成し、現在GIで4連勝中のリバティアイランド(栗東・中内田充正厩舎)。次走は11月26日に東京競馬場、芝2400mで行われるジャパンCを予定しており、今朝16日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
軽くモヤのかかった朝一番のCW。1頭で入場して、単走での追い切りだったが、馬場入りすると、少し頭を上げる仕草を見せていた。2コーナーあたりでも同じような仕草を見せていたが、向正面に入るといつもと同じような感じ。ゆったりとしたラップを踏んでいき、3コーナーへ入る時もさほどスピードは上がらなかった。
最後の直線に向いてからもスピード感はあまりない。ただ、動き自体は力強くて、無駄な力みなどは一切ない。リズム重視で走った結果がこの内容かなと思うだけに、時計が6F86.8-5F71.3-4F55.7-3F39.5-2F24.4-1F12.0秒と遅くなったが、レース間隔を考えると、これで十分なのかなという感じ。
この追い切り内容、いつしかの1週前追い切りとよく似ていると気付いた。後で調べてみるとオークスの1週前追い切り。当時の映像もあらためて確認したが、最後の直線に向く時と雰囲気も同じ。今回の方がビルドアップしているので、パワーという点では今回の方が見映えした。
(取材・文：井内利彰)
