F1と並ぶ自動車競技の最高峰、世界ラリー選手権(WRC)の日本大会「ラリージャパン」が16日、愛知、岐阜両県で始まった。夜に豊田スタジアムである最初の競技を控え、愛知県豊田市の鞍ケ池(くらがいけ)公園では午前中、ラリーカーのテスト走行「シ…

 F1と並ぶ自動車競技の最高峰、世界ラリー選手権(WRC)の日本大会「ラリージャパン」が16日、愛知、岐阜両県で始まった。夜に豊田スタジアムである最初の競技を控え、愛知県豊田市の鞍ケ池(くらがいけ)公園では午前中、ラリーカーのテスト走行「シェイクダウン」があった。

 色鮮やかなマシンは、車両の整備拠点「サービスパーク」でもある豊田スタジアムを順に出発。移動区間「リエゾン」の公道を、スズメバチの羽音のような野太い排気音を響かせながら交通ルールを守って走行した。

 沿道の市民やファンが旗や手を振って歓迎。集団登校の児童も歩道橋の上から歓声を上げていた。(中川史)