専用調味料や、専門店までもが存在。日本人のソウルフードにもなっている「卵かけご飯」だが、16日の大井競馬4R・2歳新馬(ダ1200m)では、その名もタマゴカケゴハン(牝2、大井・小野寺晋廣厩舎)がデビューを迎える。   同馬は父モーニン…

 専用調味料や、専門店までもが存在。日本人のソウルフードにもなっている「卵かけご飯」だが、16日の大井競馬4R・2歳新馬(ダ1200m)では、その名もタマゴカケゴハン(牝2、大井・小野寺晋廣厩舎)がデビューを迎える。

  同馬は父モーニン、母ヒミノオトヒメ、母の父コマンダーインチーフの血統。タマゴカケゴハンという馬名は2代目にあたり、ビワシンセイキ産駒の先代は09年にJRAでデビューした(通算成績2戦0勝)。馬名の意味は両者とも『卵かけご飯』となっている。

 11月2日に行われた能力試験では、好スタートからハナを切って1位入線。今回の出走メンバーでは上から5番目の52秒5という走破時計だったが、終始馬なりだったので時計は詰まるだろう。力比較では見劣りしないはずだ。

 以下は余談になるが、20年10月30日の船橋競馬9Rで「たまごかけごはんスプリント」なるレースが行われたことがある。なんでも、10月30日は「たまごかけごはんの日」らしい。近3年は同日に船橋競馬の開催が無く、同レースも行われていないが、来年以降の実施に期待。そしてゆくゆくは、“たまごかけごはんのレースにタマゴカケゴハン”も実現してほしいところ。

 ともあれ、まずはデビュー戦の走りに注目。能力試験時に394kgであったように小柄な馬体ではあるが、抜群のスタートセンス&ダッシュ力を武器に逃げ切り勝ちを期待したい。ファンに“おいしい”馬券と配当を届けることができるか。