第76回全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)県大会決勝が12日、宮崎市の県体育館であり、女子は宮崎日大、男子は都城工がそれぞれ連覇を飾った。両校は来年1月に東京で開かれる全国大会に出場する。 宮崎日大は、4年ぶりの返り咲きをねらう延…

 第76回全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)県大会決勝が12日、宮崎市の県体育館であり、女子は宮崎日大、男子は都城工がそれぞれ連覇を飾った。両校は来年1月に東京で開かれる全国大会に出場する。

 宮崎日大は、4年ぶりの返り咲きをねらう延岡学園をフルセットの末に3―2で下した。最終の第5セットは9―9から1点を取り合う攻防を繰り広げ、17―15で勝利をおさめた。安藤結夏主将(3年)は「全国では昨年のベスト16を上回る成績を残し、頂点をめざしたい」と話した。

 都城工は、2年ぶりに優勝をねらう日南振徳から2セットを連取しながらも、続く2セットを落とした。第5セットは都城工がジャンプサーブで相手のリズムを崩し、15―13で逃げ切った。津曲汰悠(たいゆう)主将(3年)は「2セット連取で気の緩みが出てしまった。もう一度チームを引き締め、全国大会では上位をねらいたい」と話した。(石川雅彦)