<大相撲十一月場所>◇二日目◇13日◇福岡・福岡国際センター 三段目六枚目・漣(伊勢ノ海)が三段目五枚目・朝弁慶(高砂)を上手出し投げで下した一番で、敗れた朝弁慶が足を気にするような仕草を見せた。その際、土俵下に落下しないように漣ががっつり…

<大相撲十一月場所>◇二日目◇13日◇福岡・福岡国際センター

 三段目六枚目・漣(伊勢ノ海)が三段目五枚目・朝弁慶(高砂)を上手出し投げで下した一番で、敗れた朝弁慶が足を気にするような仕草を見せた。その際、土俵下に落下しないように漣ががっつり朝弁慶のまわしを掴み必死にケア。その場面を見た視聴者からは「よく止めた」などの称賛の声が寄せられた。

【映像】土俵際で足を痛めた相手を気遣う場面

 右足に大きなサポーターを巻いている朝弁慶は身長189.9センチ、体重168.8キロと恵まれた体格の持ち主。しかしこの日は、自分より体格が小柄な漣と組み合っても、何もすることができず、上手出し投げで敗れた。土俵を割った瞬間、足を気にするような素振りを見せていたが、漣はこれ以上ダメージを負わないようにと、朝弁慶のまわしを掴み、土俵下に落下しないよう支えていた。土俵に戻る際、朝弁慶は左手をあげて感謝を伝え、漣もうなずいていた。

 朝弁慶の状態を受け、ABEMAの視聴者からは「大丈夫?」「足やばそう」など心配する声が寄せられたほか、漣の相手をケアする紳士的な振る舞いに「よく止めた」「やさしみ」といった称賛のコメントも到着していた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)