【侍ジャパン練習試合】広島3-6日本代表(11月12日/SOKKENスタジアム) 黄金ルーキーの豪快アーチは、スイング後の仕草まで完璧だった。井端弘和新監督率いる野球日本代表「侍ジャパン」が、宮崎での秋季キャンプで広島との練習試合を行い、森…

【侍ジャパン練習試合】広島3-6日本代表(11月12日/SOKKENスタジアム)

 黄金ルーキーの豪快アーチは、スイング後の仕草まで完璧だった。井端弘和新監督率いる野球日本代表「侍ジャパン」が、宮崎での秋季キャンプで広島との練習試合を行い、森下翔太(阪神)が井端ジャパンの第1号アーチを放った。完璧な当たりにスイング直後は“バット投げ”を披露。ルーキーでありながらNPBトップ選手としての風格も漂う頼もしさだった。

【映像】阪神・森下、バット投げまで一流のかっこよさ

 6回裏、1死走者無し、広島の3番手右腕・小林樹斗からど真ん中のストレートを強振すると、打球はあっという間にレフトスタンドへ。レフトの末包昇大がまったく追わない豪快弾だ。その後、7回にまた打席が回った際には、別角度からのリプレー映像が流れた。鋭いスイングで打球を捉えると、バットを一塁方向へ投げて走り出す森下。完璧なスイングとその後の余裕っぷりはまさに一流の風格だ。

 SNS上でもこの快音とバット投げは大きな話題となり、ファンからは「森下のバット投げたまんねー」「この子の勝負強さハンパないな」「ええ当たりでしたわぁ」と感嘆の声が多数寄せられていた。なお森下は7回の打席でレフト前へタイムリーを放ち、9回裏の打席で代打を告げられお役御免。試合は6-3で侍ジャパンが快勝し「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」へ向け着々と準備を進めている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)