「おかやまマラソン2023」は12日、岡山市の中心部から南部を巡る42・195キロの日本陸上競技連盟公認コースで開かれる。午前8時45分にジップアリーナ岡山前をスタートし、ゴールのシティライトスタジアムを目指す。4年ぶりに復活するファンラ…

 「おかやまマラソン2023」は12日、岡山市の中心部から南部を巡る42・195キロの日本陸上競技連盟公認コースで開かれる。午前8時45分にジップアリーナ岡山前をスタートし、ゴールのシティライトスタジアムを目指す。4年ぶりに復活するファンラン(5・6キロ)も含め1万6400人が健脚を競う。沿道の声援にも制限がなくなる。

 ランナーの通過時刻に合わせて通行止めなどの交通規制があり、路面電車やバスの一部路線で運休や迂回(うかい)運行となる。規制は、スタート1時間前の午前7時45分から午後3時15分の予定。規制区間については、おかやまマラソンのホームページ(https://www.okayamamarathon.jp/)で。(原口晋也)

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 号砲を控えた11日、参加者の受け付けをする岡山市北区のシティライトスタジアム前の広場では、岡山の魅力を伝えようと「おかやまマラソンEXPO2023」が始まった。出展ブースやステージイベントがムードを盛り上げた。

 壇上では、スペシャルアンバサダーを務める岡山出身の有森裕子さんが見どころを紹介した。スタート地点に並ぶ1万数千人が最後部まで見渡せる壮観さに言及し、「毎年それを見て泣けちゃう。私の育った土地に、こんなに多くの人が集ってもらえることに感激します」などと話した。

 津山ホルモンうどんなどのご当地グルメのほか、笠岡市や岡山市の人気ラーメンにも行列ができた。EXPOは12日にもある。(原口晋也)