大分トリニータを運営する大分フットボールクラブは10日、下平隆宏監督(51)が今季限りで退任する、と発表した。目標に掲げたJ1昇格を2季連続で逃し、クラブ側と下平監督との協議で来季への契約更新をしないことを決めたという。12日の最終戦が最…

 大分トリニータを運営する大分フットボールクラブは10日、下平隆宏監督(51)が今季限りで退任する、と発表した。目標に掲げたJ1昇格を2季連続で逃し、クラブ側と下平監督との協議で来季への契約更新をしないことを決めたという。12日の最終戦が最後の試合になる。

 下平監督は昨季、6年間トリニータを指揮した片野坂知宏前監督(52)の後任として就任。昨季はプレーオフに進出したが、1回戦で敗退。今季は最終節を残し、プレーオフ進出の可能性もなくなっていた。

 下平監督は「本当に熱い応援とサポートをありがとうございました。ホーム、アウェーに関わらず、たくさんのサポーターの声援は本当に心強く、素晴らしかったです。これからの大分トリニータの発展を心よりお祈りします」とのコメントを出した。(倉富竜太)