現地時間9日、欧州競馬の年度代表表彰であるカルティエ賞の各部門受賞馬を英競馬メディア「Racing post」が報じた。 ◆【エリザベス女王杯2023予想/追い切り診断】ジェラルディーナを上回る「S」の最高評価 「操縦性と精神面はかなりのレ…

現地時間9日、欧州競馬の年度代表表彰であるカルティエ賞の各部門受賞馬を英競馬メディア「Racing post」が報じた。

◆【エリザベス女王杯2023予想/追い切り診断】ジェラルディーナを上回る「S」の最高評価 「操縦性と精神面はかなりのレベル」

年度代表馬は無敗の凱旋門賞馬・エースインパクト(牡3、仏・JC.ルジェ厩舎)が最優秀3歳牡馬と合わせて選出。先日のBCターフなど今年のGI4勝のディープインパクト産駒・オーギュストロダン(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)は受賞候補のファイナリストにノミネートされていたが、選出はならなかった。

エースインパクトは6戦6勝の3歳馬。今年1月デビューから無傷の6連勝で凱旋門賞を制し、ロンジンワールドベスト競走馬ランキングで1位イクイノックスに次ぐレーディング128を記録した。前述のオーギュストロダンをはじめ、プリンスオブウェールズなど年間GI2勝のモスターダフ(牡5、英・J&T.ゴスデン厩舎)、英2000ギニーを含む年間GI4勝のパディントン(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)がノミネートされたハイレベルな争いから新たな称号を手にし、来年から地元フランスのハラス・ド・ボーモンで種牡馬生活を送ることとなる。

カルティエ賞は1991年、カルティエをスポンサーとしてエクリプス賞に倣う形で創設。11月に授賞式が行われることから、ジャパンCや香港国際競走、投票時期の問題でブリーダーズカップの結果が反映されず、授賞式の時期の再考をめぐる議論もあるようだ。

各部門の受賞馬は以下の通り。

【年度代表馬】 エースインパクト(牡3、仏・JC.ルジェ厩舎)

【最優秀3歳牡馬】 エースインパクト(牡3、仏・JC.ルジェ厩舎)

【最優秀2歳牡馬】 シティーオブトロイ(牡2、愛・A.オブライエン厩舎)

【最優秀2歳牝馬】 オペラシンガー(牝2、愛・A.オブライエン厩舎)

【最優秀3歳牝馬】 タヒーラ(牝3、愛・D.ウェルド厩舎)

【最優秀古馬】 モスターダフ(牡5、英・J&T.ゴスデン厩舎)

【最優秀スプリンター】 シャキール(牡3、英・J.カマーチョ厩舎)

【最優秀ステイヤー】 トゥルーシャン(セ7、英・A.キング厩舎)

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(SPREAD編集部)