7月新潟の新馬戦を完勝したダノンキラウェア(牡2、栗東・中内田充正厩舎)が、デイリー杯2歳ステークス(2歳・GII・芝1600m)で連勝を狙う。  ダノンキラウェアは父ロードカナロア、母レキシールー、母の父Sligo Bayという血統。…

 7月新潟の新馬戦を完勝したダノンキラウェア(牡2、栗東・中内田充正厩舎)が、デイリー杯2歳ステークス(2歳・GII・芝1600m)で連勝を狙う。

 ダノンキラウェアは父ロードカナロア、母レキシールー、母の父Sligo Bayという血統。母は14年のカナダ年度代表馬で、同年のハリウッドダービーで名馬カリフォルニアクロームの2着。全兄のダノンスコーピオンは昨年のNHKマイルCを制している。

 7月新潟の新馬戦(芝1600m)では上がり3F33秒2を記録。楽勝とあってノーステッキで目いっぱいには追われておらず、まだまだ余裕があった。ペース次第で幾らでも時計は詰まるだろう。

 兄はデビューから川田将雅騎手とコンビを組み、新馬戦と萩Sを連勝。翌春にはアーリントンCで重賞初制覇を果たし、NHKマイルCで3歳マイル王の座に就いた。同じく頼もしい鞍上を得た弟は、兄より早い時期のタイトル獲得となるか。その暁には明るい未来が待っている。