プロバスケットボールB1の茨城ロボッツは5日、茨城県日立市の「池の川さくらアリーナ」で長崎ヴェルカと対戦し、92―88で勝って、今季11戦目で初勝利を挙げた。今季の通算成績は1勝10敗になった。 ロボッツは3日、それまで開幕9連敗の不振を…

 プロバスケットボールB1の茨城ロボッツは5日、茨城県日立市の「池の川さくらアリーナ」で長崎ヴェルカと対戦し、92―88で勝って、今季11戦目で初勝利を挙げた。今季の通算成績は1勝10敗になった。

 ロボッツは3日、それまで開幕9連敗の不振を打開しようと、チーム統括コーチのジェームズ・アンドリセヴィッチ氏を解任。ヘッドコーチ(HC)のクリス・ホルム氏が指揮を執ることになった。その初戦の4日も長崎に敗れ、10連敗を喫したが、2戦目で接戦を制した。

 5日の試合は終始、競り合いが続いた。ロボッツの2点リードで迎えた最終第4クオーターでは、中村功平、トーマス・ケネディらが3点シュートを成功させ、山口颯斗らが着実にフリースローを決めて勝利を引き寄せた。中村功平がチーム最多の23得点、山口颯斗も16得点の活躍だった。

 試合後、ホルムHCは「組織的な攻撃を遂行して(1試合)40分間戦い続ければ、勝利につながると証明できた」と話した。(河合博司)