【プレミアリーグ】ニューカッスル 1-0 アーセナル(日本時間11月5日/セント・ジェームズ・パーク) 【映像】まるでピラニア?鬼の三度追いの瞬間  ブラジル代表MFが驚きの守備を見せた。試合終盤にニューカッスルのブルーノ・ギマランイスは、…

【プレミアリーグ】ニューカッスル 1-0 アーセナル(日本時間11月5日/セント・ジェームズ・パーク)

【映像】まるでピラニア?鬼の三度追いの瞬間

 ブラジル代表MFが驚きの守備を見せた。試合終盤にニューカッスルのブルーノ・ギマランイスは、1人でアーセナルのパス回しに猛プレスを敢行。二度追い、三度追いを厭わない抜群の献身性で、チームを精神的にも鼓舞した。

 ニューカッスルの1点リードで迎えた84分、ギマランイスがボールを保持するアーセナルに向かって猛プレスを敢行。左サイドでデクラン・ライスにプレッシャーをかけながら右サイドにそのまま流れ、ガブリエウ・マルチネッリ、再びライスと三度に渡って懸命に追いかけ、相手のパスコースを上手く消していく。まるで獲物を狙うピラニアのように鋭くしつこいディフェンスだった。

 この圧巻の守備には、ABEMAで解説を務めた元日本代表DFの安田理大氏も感嘆。「熱く語らずにはいられないシーンですね。横の選手に任せてもいいんですよ。でもここも食らいついていく。SBに任せていいのにここもいく。それで最後、自分のポジションに戻る。このプレーをされたら、周りの選手も走らないといけないし、アーセナルも怯みますよ。これは魂を揺さぶられる熱いプレー。ほんの数十秒で100メートル以上も走ってますよ。(試合終盤の)82分でこれができるのは凄いですね」と、手放しでギマランイスを称賛した。

 1点が欲しい相手の猛攻に耐える苦しい展開の中で、チームに勇気を与えた好守備。このギマランイスの献身もあってニューカッスは虎の子の1点を守り切り、アーセナルに今季のプレミアリーグ初黒星をつけることに成功した。

(ABEMA/プレミアリーグ)