東京11Rのアルゼンチン共和国杯(3歳上・GII・芝2500m)はチャックネイト(セ5、美浦・堀宣行厩舎)で勝負する。  ハーツクライ産駒らしく、そして堀厩舎の管理馬らしく、使われながらジワジワと力を付けてきた。惜敗が目立つように、ジリ…

 東京11Rのアルゼンチン共和国杯(3歳上・GII・芝2500m)はチャックネイト(セ5、美浦・堀宣行厩舎)で勝負する。

 ハーツクライ産駒らしく、そして堀厩舎の管理馬らしく、使われながらジワジワと力を付けてきた。惜敗が目立つように、ジリッぽさがネックだったが、徐々に決め手強化。とりわけ上がりがかかる展開に強く、過去4勝のレース上がり3Fは35.8、36.6、34.8、35.6。それだけに直線の急坂を2回上がり、スタミナが問われる傾向の東京芝2500mは合うはず。加えて紛れの多いフルゲート戦になったこともプラスといえる。

 血統の後押しもあって、過去10年のアルゼンチン共和国杯でハーツクライ産駒は[3-3-0-15]の好成績。さらには母の父ロベルト系も[3-2-3-14]と抜群に走っている。まさにこのレースを勝つための配合といっても過言ではないチャックネイト。ぜひここで重賞初制覇を果たしてほしい。