【香川】第76回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ=日本バスケットボール協会主催、朝日新聞社など特別協力)の県予選会の女子決勝と男子決勝リーグ最終戦が3日、高松市総合体育館であった。女子は英明が2年ぶり25回目、男子は尽…

 【香川】第76回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ=日本バスケットボール協会主催、朝日新聞社など特別協力)の県予選会の女子決勝と男子決勝リーグ最終戦が3日、高松市総合体育館であった。女子は英明が2年ぶり25回目、男子は尽誠学園が6年連続16回目の優勝を決めた。男子は高松工芸も全国への切符を手にした。

 女子決勝で、英明は高松南に62―59で勝利。14点リードで迎えた第4クオーターで3点差まで詰められたが、逃げ切った。崎浜菜々美ゲーム主将(3年)は「昨年の悔しい思いがあったから、最後に接戦になっても強気で勝ちにいくことができた」と話した。

 全国大会出場校が2枠の男子は、トーナメントを勝ち上がった4チームが出場権をかけて総当たりのリーグ戦で争った。この日、高松商を136―74で下した尽誠学園が、全勝で優勝を決めた。山本晴大主将(3年)は「自分たちが目指しているのは全国。優勝したからといって、あまり気持ちを高ぶらせずに頑張りたい」と次に向けて意気込んだ。

 男子のもう1枠に入ったのが高松工芸。この日の多度津戦では、残り時間1秒で勝ち越し、87―85で全国への切符をつかんだ。山下海斗主将(3年)は「全員で勝った試合。めちゃくちゃうれしい」と喜んだ。

 3校は12月に東京都で開幕する全国大会に出場する。(内海日和)