【山梨】明治安田生命J2リーグのヴァンフォーレ(VF)甲府は3日、甲府市のJITリサイクルインクスタジアムでロアッソ熊本と対戦し、2―0で勝った。前節終了時点でJ1昇格プレーオフ圏内の6位につけていたVFは、ホーム最終戦を白星で飾り、1万…

 【山梨】明治安田生命J2リーグのヴァンフォーレ(VF)甲府は3日、甲府市のJITリサイクルインクスタジアムでロアッソ熊本と対戦し、2―0で勝った。前節終了時点でJ1昇格プレーオフ圏内の6位につけていたVFは、ホーム最終戦を白星で飾り、1万96人の観客の前でプレーオフ進出に一歩近づいた。

 VFは前半から押し気味に試合を進めた。GK渋谷飛翔を中心とする守備陣もよく守り、0―0で折り返した。

 後半から投入されたMF鳥海芳樹が後半13分、相手GKがシュートをはじいたこぼれ球を押し込み先制。さらに後半途中から交代で入ったFWピーター・ウタカが同30分、自らのシュートのこぼれ球を改めて決め、2―0とした。

 試合後の記者会見で篠田善之監督は「ホーム最終戦で勝ててよかった。交代した選手がチームのためによく走り、得点してくれた」と話した。

 今季最終戦となる次節は12日、アウェーで、プレーオフ進出を争うモンテディオ山形と対戦する。攻撃を組み立てるMF長谷川元希は「勝って、その得点を自分が決められればいい」と意欲を見せた。(三宅範和)