外国人騎手のJBCクラシック初制覇なるか。短期免許で来日中のJ.モレイラ騎手がJBC競走に初参戦する。  モレイラ騎手は14年に初来日。先週までにJRAで439戦134勝の好成績を残している。NARでも7戦して2勝を挙げているが、JBC…

 外国人騎手のJBCクラシック初制覇なるか。短期免許で来日中のJ.モレイラ騎手がJBC競走に初参戦する。

 モレイラ騎手は14年に初来日。先週までにJRAで439戦134勝の好成績を残している。NARでも7戦して2勝を挙げているが、JBCは今回が初参戦となる。JBCレディスクラシック(3歳上牝・JpnI・ダ1800m)はグランブリッジ(牝4、栗東・新谷功一厩舎)、JBCスプリント(3歳上・JpnI・ダ1400m)はバスラットレオン(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)、JBCクラシック(3歳上・JpnI・ダ2000m)はキングズソード(牡4、栗東・寺島良厩舎)に騎乗予定。いずれも初コンビだが、本命級のグランブリッジを筆頭にチャンスのある馬といえる。

 これまでJBCレディスクラシックには延べ8人の外国人騎手が挑んで未勝利。また、JBCクラシックには延べ13人の外国人騎手が挑みながら、03年のO.ペリエ騎手(スターキングマン)、14年のC.ルメール騎手(クリソライト)、19〜21年のM.デムーロ騎手(オメガパフューム)の2着が最高着順となっている。幾多の名手が銀メダルに終わってきたダートの頂上決戦を制することができるか。マジックマンの手綱捌きに注目したい。