全国高校駅伝埼玉県予選会が1日、熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場を発着点とした特設コース(男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロ)であり、埼玉栄が2年ぶりのアベック優勝を飾った。男子は7年連続42度目、女子は2年ぶ…

 全国高校駅伝埼玉県予選会が1日、熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場を発着点とした特設コース(男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロ)であり、埼玉栄が2年ぶりのアベック優勝を飾った。男子は7年連続42度目、女子は2年ぶり26度目で、12月24日に京都・都大路である全国大会に出場する。上位6校は、11月18日に千葉県である関東大会に出場する。

 埼玉栄の男子は1区(10キロ)で東農大三などと競り合ったが、2区(3キロ)でエース松井海斗選手(3年)が8分23秒の区間新記録の走りでトップに。その後も後続との差を広げて逃げ切った。松井選手は「先輩が昨年作った記録を超えられ自信になった。昨年は(全国大会で)悔しい4位でしたが、てっぺんを目指します」。

 女子は福山若奈選手(1年)が最も長い1区(6キロ)を快走してチームにいい流れをつくり、全選手が区間賞をとった。福山選手は大会前、最終5区を走ったもう一人の1年生久保田菜々選手とコースを確認し、落ち着いてレースに入れたという。「粘りの走りができた。都大路ではもっと調子をあげて先頭を走りたい」と抱負を語った。

 上位は次の通り(男子2時間台、女子1時間台)。

 ◇男子 (1)埼玉栄(5分43秒)(2)武蔵越生(9分47秒)(3)花咲徳栄(10分26秒)(4)東農大三(12分2秒)(5)西武文理(14分57秒)(6)春日部(15分37秒)

 ◇女子 (1)埼玉栄(11分48秒)(2)坂戸西(14分10秒)(3)昌平(14分38秒)(4)本庄東(15分10秒)(5)本庄一(15分41秒)(6)市立浦和(16分0秒)(猪瀬明博)