上村洋行厩舎の転厩初戦となるアリストテレス(牡6、栗東・上村洋行厩舎)が、アルゼンチン共和国杯(3歳上・GII・芝2500m)で重賞2勝目を目指す。  アリストテレスは父エピファネイア、母ブルーダイアモンド、母の父ディープインパクトの血…

 上村洋行厩舎の転厩初戦となるアリストテレス(牡6、栗東・上村洋行厩舎)が、アルゼンチン共和国杯(3歳上・GII・芝2500m)で重賞2勝目を目指す。

 アリストテレスは父エピファネイア、母ブルーダイアモンド、母の父ディープインパクトの血統。曾祖母は名繁殖牝馬のバレークイーンなので、フサイチコンコルドやヴィクトリー、アンライバルドなど、多くの活躍馬と同じファミリーとなる。

 ここまで22戦4勝。2020年の菊花賞では、3冠のかかっていたコントレイルに最後まで食い下がってクビ差の2着。一気にトップホースの仲間入りを果たした。続くAJCCで重賞初制覇。しかし、その後は12戦して一昨年の京都大賞典の2着が最高。ここ8戦は全て掲示板外と厳しい結果が続いている。

 ここは音無秀孝厩舎から上村洋行厩舎への転厩初戦。環境の変化をきっかけに復活を果たすことができるか、注目の一戦となる。