昨年のジャパンC以降、休養していたテーオーロイヤル(牡5、栗東・岡田稲男厩舎)が、アルゼンチン共和国杯(3歳上・GII・芝2500m)で復帰する。  テーオーロイヤルは父リオンディーズ、母メイショウオウヒ、母の父マンハッタンカフェの血統…

 昨年のジャパンC以降、休養していたテーオーロイヤル(牡5、栗東・岡田稲男厩舎)が、アルゼンチン共和国杯(3歳上・GII・芝2500m)で復帰する。

 テーオーロイヤルは父リオンディーズ、母メイショウオウヒ、母の父マンハッタンカフェの血統。ここまで13戦5勝。一昨年秋から1勝クラス、2勝クラス、3勝クラス、さらにダイヤモンドSと4連勝。一気に重賞ウイナーの仲間入りを果たした。その後も天皇賞(春)が3着、オールカマーが5着など、中長距離戦線で活躍していたが、昨年のジャパンCで14着に敗れた後、骨折が判明。今回は当時以来、約11カ月ぶりの実戦となる。

 ハンデ戦は過去1年に渡って出走していない馬は出走資格がない。そのため、ハンデ重賞における最長ブランクVは、21年CBC賞のファストフォースの中35週。中48週のテーオーロイヤルが勝てば、大幅な記録更新となる。歴史に名を刻む復活Vを期待したい。