11月3日(金・祝)に大井競馬場で行われる、今年の『JBC』まであと4日。今回はプロ雀士でモデルとしても活躍中の岡田紗佳さんに競馬への思いや、JBCで注目している馬について聞いた。  競馬に興味を持ったきっかけは、競走馬をモチーフにした…

 11月3日(金・祝)に大井競馬場で行われる、今年の『JBC』まであと4日。今回はプロ雀士でモデルとしても活躍中の岡田紗佳さんに競馬への思いや、JBCで注目している馬について聞いた。

 競馬に興味を持ったきっかけは、競走馬をモチーフにしたゲームやアニメからだという岡田さん。「なので、競走馬に感情移入しやすいですね」と話す。なにより、競馬が生み出すドラマ性に魅了されたといい、「ドゥラメンテ自身はケガで菊花賞にチャレンジできなかったけど、その産駒が菊花賞で勝利する姿を見ると、『よかった』と心を揺さぶられましたね」。

 競馬界では毎年のようにスターホースが現れる。「それぞれのストーリーを思い描いて楽しんでいます」と目を輝かせた。

 そんな岡田さんに今年のJBCレディスクラシックの注目馬をうかがうと「ヴァレーデラルナですね」と力を込める。続けて「今は種牡馬ドゥラメンテの時代が来ているように感じます。先日、菊花賞を勝ったドゥレッツァや、三冠牝馬のリバティアイランドもそうですし」と血統面を理由に挙げた。「ここ2走は成績が悪くなっているんですけど、昨年のJBCレディスクラシックを勝っていますしね」と巻き返しに期待する。

 そのほかの注目馬として、「J.モレイラ騎手が騎乗予定のグランブリッジも良いですよね」と重賞4勝の実績馬も気になる様子。特に22日の菊花賞では、「私はタスティエーラが菊花賞向きじゃない馬だと予想していたんですけど、しっかり2着にもってきていて、モレイラ騎手はやっぱりうまいなと思いました」。名手による騎乗をポイントに挙げた。

 また、最後に地方所属馬としてスピーディキックの名前も。理由については「レモンポップなど強い牡馬が出走していたフェブラリーSで6着だったので、ひけを取らなそうな感じがしますね」と答える。「最後に勝ったレースも大井ですし、大井競馬場では3勝しているように相性も悪くなさそうです」と、注目していた。