名古屋トヨペットなどを展開する自動車販売大手NTPホールディングス(名古屋市)傘下のNTPセブンスなどが、「eスポーツ」のプロチームを立ち上げた。26日にNTPセブンスの小栗成男社長らが会見し、抱負を語った。 新たに発足したプロチームは「…

 名古屋トヨペットなどを展開する自動車販売大手NTPホールディングス(名古屋市)傘下のNTPセブンスなどが、「eスポーツ」のプロチームを立ち上げた。26日にNTPセブンスの小栗成男社長らが会見し、抱負を語った。

 新たに発足したプロチームは「NTPOJA(エヌティーピーオウジャ)」。オンラインの対戦型ゲームで競う「eスポーツ」は、2026年に愛知県などで開催されるアジア競技大会で正式種目に採用されることが決定。「NTPOJA」も、大会参加を目指すという。

 会見で小栗社長は、「(2026年の)アジア競技大会でメダルを取りたい。愛知を聖地と考えてもらい、eスポーツをもっと全国に広めていけるような努力をしたい」と強調。「まずは『やるぞ』と口にしないと、物事は動かない。チームが発足したのは、大きなスタートだ」と意気込んだ。今後、蓄積データの分析などを重ね、チームの強化を図るという。

 NTPセブンスと共同でチームを立ち上げたプロチーム運営会社「名古屋王者」の片桐正大社長、eスポーツ関連事業を展開する「eスポーツコミュニケーションズ」の筧誠一郎会長とのトークセッションもあり、eスポーツプレーヤーのお笑いコンビ「はんにゃ.」の川島章良さんがゲストで登場した。(高絢実)