元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が23日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。29日(日)に東京競馬場で行われる天皇賞(秋)(3歳上・GI・芝2000m)出走馬の中から、馬体・状態が大…

 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が23日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。29日(日)に東京競馬場で行われる天皇賞(秋)(3歳上・GI・芝2000m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏は久々の出走となるドウデュースについて、開口一番に「芝を主戦場とする現役馬で最も筋肉が発達している」と称賛。「エンジンにあたる臀部は、大腿二頭筋がぼっこりとパンプアップしていて前走以上」「前躯の筋肉も見事で、浅胸筋、上腕三頭筋はパンパン」と、馬体のつくりを手放しで絶賛した。

 1週前追い切りについても「前肢を高々と振り上げ、故障が心配になるほどの力強さで地面に叩きつけており、着地点のウッドチップがかわいそうに思えるほどのパワー」と解説。「まるで父の全盛期を彷彿とさせる走り」と、ハーツクライの名前を比較対象に挙げた。

「天皇賞(秋)は上がり32秒台が出ることも珍しくなく、トップスピード能力に長けた馬が向く舞台」と語る田井氏は、ドウデュースのスピード能力を高く評価。「宿敵イクイノックスを再び破るには、絶好の舞台設定だと思う」と話し、3つ目のGIタイトル獲得に期待した。