24日、北海道苫小牧のノーザンホースパークで行われている「ミックスセール2023」。午前10時半ごろから開始されたセリでは、当歳セッションの全44頭が売却され、落札総額は15億2800万円となった。  最高額はパシオンルージュの2023…

 24日、北海道苫小牧のノーザンホースパークで行われている「ミックスセール2023」。午前10時半ごろから開始されたセリでは、当歳セッションの全44頭が売却され、落札総額は15億2800万円となった。

 最高額はパシオンルージュの2023(牡、父エピファネイア)でKYカンパニーが8400万円(税抜き、以下同)で落札した。同馬の半姉には21年紫苑S覇者で、GIで2度の2着があるファインルージュがいる。昨年記録したドウデュース半弟の8600万円には200万円届かず、ミックスセールの過去最高額更新はならなかった。

 2番目の高額馬はシーヴの2023(牡、父コントレイル)となり、(同)DMM.comが7400万円で落札。半姉にケンタッキーオークス(米G1)などを制したキャスリンソフィアがおり、半兄のショウナンアデイブは20年のセレクトセール1歳にて歴代3位の5億1000万円で落札されている。

 牝馬の最高額は6200万円で3頭が並び、マースの2023(父コントレイル)、アンフィトリテIIの2023(父キズナ)をエムズレーシング、アウェイクの2023(父モーリス)を宮崎俊也氏がそれぞれ落札した。

 当歳に続いて実施される繁殖牝馬セッションには、65頭が上場を予定している。