京都10Rの三年坂ステークス(3歳上・3勝クラス・芝1600m)はモズゴールドバレル(牝4、栗東・藤岡健一厩舎)が勝つ。  微妙な馬場状態の違いこそあれ、3走前の2勝クラスの勝ち時計1分31秒6は、翌週の安田記念に0秒2劣るだけという優…

 京都10Rの三年坂ステークス(3歳上・3勝クラス・芝1600m)はモズゴールドバレル(牝4、栗東・藤岡健一厩舎)が勝つ。

 微妙な馬場状態の違いこそあれ、3走前の2勝クラスの勝ち時計1分31秒6は、翌週の安田記念に0秒2劣るだけという優秀なものだった。昇級戦の長岡Sは0秒5差の8着に終わったが、休み明けに加え、直線でスムーズに捌けない場面があったので致し方なし。その証拠に前走の仲秋Sは0秒1差の3着とはいえ、展開不向きの中、外から押し上げて負けて強しと感じさせた。現級を勝てる力を秘めていることは間違いない。

 今回はGIデーらしい好メンバーとなったが、鞍上に2勝クラスを勝った時の川田騎手を確保できたことは大きい。名手に導かれ、待望のオープン入りを決めるはずだ。