函館でデビュー勝ちしたレガレイラ(牝2、美浦・木村哲也厩舎)が、アイビーステークス(2歳・リステッド・芝1800m)で連勝を狙う。  レガレイラは父スワーヴリチャード、母ロカ、母の父ハービンジャーの血統。母は喉や脚元の不安に泣いて新馬の…

 函館でデビュー勝ちしたレガレイラ(牝2、美浦・木村哲也厩舎)が、アイビーステークス(2歳・リステッド・芝1800m)で連勝を狙う。

 レガレイラは父スワーヴリチャード、母ロカ、母の父ハービンジャーの血統。母は喉や脚元の不安に泣いて新馬の1勝のみに終わったが、2戦目の阪神JF(8着)で1番人気に推されたほどの大器だった。そして曾祖母は名繁殖牝馬のウインドインハーヘア。したがってディープインパクトやブラックタイド、アドマイヤミヤビなどの重賞勝ち馬が近親となる。

 函館のデビュー戦はスローで上がりだけの競馬となったが、中団から圧巻の差し切り。何より2着が後に札幌2歳Sを制するセットアップだから、相当な価値があった。この馬を物差しにすれば、レガレイラは少なく見積もっても重賞級。牡馬の良血も顔を揃えた一戦だが、無傷の2連勝でクラシックの有力候補に名乗りを上げてみせる。