近年の富士ステークス(3歳上・GII・芝1600m)は3歳馬が強い。20年以降に限ると、延べ12頭が参戦して[2-1-2-7]の勝率17%、複勝率42%。21年ソングライン、22年セリフォスと目下2連覇中だ。また、4着が2頭、5着も1頭…

 近年の富士ステークス(3歳上・GII・芝1600m)は3歳馬が強い。20年以降に限ると、延べ12頭が参戦して[2-1-2-7]の勝率17%、複勝率42%。21年ソングライン、22年セリフォスと目下2連覇中だ。また、4着が2頭、5着も1頭いて、掲示板確保率は驚異の67%だから、3歳馬を無視して富士Sの馬券を仕留められないといっても過言ではない。

 今年は実績十分のダノンタッチダウン(牡3、栗東・安田隆行厩舎)が参戦する。昨年の朝日杯FSの2着馬。マイル戦に限れば4戦して1勝、2着2回、4着1回と安定感がある。逆にいえば勝ち切れない面はあるが、初コンビの横山典弘騎手が新たな一面を引き出してくれることを期待したい。