大相撲秋巡業の京都場所が19日、島津アリーナ京都(京都市北区)であった。コロナ禍で中止が続き、京都市内での巡業開催は4年ぶり。相撲ファンら約5600人が楽しんだ。 力士の取組のほか、公開稽古、力士へのインタビュー・質問コーナーなどがあった…

 大相撲秋巡業の京都場所が19日、島津アリーナ京都(京都市北区)であった。コロナ禍で中止が続き、京都市内での巡業開催は4年ぶり。相撲ファンら約5600人が楽しんだ。

 力士の取組のほか、公開稽古、力士へのインタビュー・質問コーナーなどがあった。大相撲京都場所実行委の四方八洲男本部長は「無事開催できてうれしい。インバウンド(訪日外国人)のお客さんも多いのが京都場所の特徴。秋の風物詩として定着してほしい」と話した。

 実行委は児童養護施設の子どもたちや留学生、精神障害者とその家族、ウクライナからの避難民など約1200人を無料招待。ウクライナ出身の力士、獅司との交流イベントも開かれた。(北村有樹子)