18日、浦和競馬場で行われた第33回埼玉新聞栄冠賞(3歳上・重賞・ダ2000m・1着賞金1200万円)は、好位外目を追走した所蛍騎手騎乗の4番人気ジョエル(牡5、船橋・張田京厩舎)が、逃げ粘る1番人気ランリョウオー(牡5、浦和・小久保智…

 18日、浦和競馬場で行われた第33回埼玉新聞栄冠賞(3歳上・重賞・ダ2000m・1着賞金1200万円)は、好位外目を追走した所蛍騎手騎乗の4番人気ジョエル(牡5、船橋・張田京厩舎)が、逃げ粘る1番人気ランリョウオー(牡5、浦和・小久保智厩舎)との追い比べから抜け出し、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分08秒0(良)。

 さらにハナ差の3着に10番人気ユアヒストリー(牡5、船橋・山下貴之厩舎)が入った。なお、2番人気ヴェルテックス(牡6、大井・藤田輝信厩舎)は5着、3番人気マンガン(牡6、船橋・石井勝男厩舎)は7着に終わった。

 勝ったジョエルは、父トーセンブライト、母トーセンレインボー、その父ダイワメジャーという血統。21年8月の黒潮盃(大井)以来となる重賞3勝目で、通算成績は34戦8勝。今年4月デビューの所蛍騎手にとっては重賞初制覇。