日本の“イナズマ”が、カナダのスピードスターを封じ込めた。 【動画】世界最速レベルの爆速男を瞬殺する瞬間 10月13日に行われた日本代表とカナダ代表の一戦、右の伊東純也と左のアルフォンソ・デイヴィスによる快速対決が実現した。両者とも爆速の脚…

日本の“イナズマ”が、カナダのスピードスターを封じ込めた。

【動画】世界最速レベルの爆速男を瞬殺する瞬間

10月13日に行われた日本代表とカナダ代表の一戦、右の伊東純也と左のアルフォンソ・デイヴィスによる快速対決が実現した。両者とも爆速の脚を持つが、この日は伊東が一枚上手の動きを見せ「プレッシャーをかけ始めてから相手が何もできなくなった」と完勝宣言。味方との連係で快速男を封じ込めた。

10月13日、デンカビッグスワンスタジアムにて日本代表がカナダ代表と対戦し、4-1で日本が勝利。6月に行われたエルサルバドル戦から5連勝を収め、その好調ぶりを示した。

日本代表の不動のサイドアタッカーとなった伊東は、6月20日のペルー戦から4試合連続ゴールを記録。このカナダ戦は得点こそなかったが、49分には田中碧への絶妙な浮き球パスで日本の4得点目をアシスト。ファンは「なんだ今のパス」と絶賛されていた。

加えて、勝利のポイントとなったのが伊東の守備だ。10月15日に放送された『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)では、ABEMAサッカー解説でおなじみの鄭大世氏が、カナダ戦終了直後の伊東を直撃取材した様子が映し出された。

伊東は試合を振り返り「入りはうまく入れて、1点を取れてよかった」とした一方で、「PKを与えてしまったシーンは良くなかった」と前半22分のシーンに言及。この時、ボックス内に爆速で走り込んだのが、アルフォンソ・デイヴィスだった。

ファンの間でも「日本vsデイヴィスじゃん」「戦術デイヴィス」とコメントがあふれるほど存在感を放っていた俊足プレーヤーに対し、伊東は「(遠藤)航と話して、デイヴィスのコースを消してプレスをかければハマるだろうと。プレッシャーをかけ始めてから相手が何もできなくなったかなと思います」と、狙いどおりの展開にもちこめたことを明かした。

さらに鄭大世氏が「目覚ましい活躍を続けるなかで、意識していること」と聞くと、伊東は「常に結果を出さなければ、自分の立場も危ういという気持ちでやっている。毎試合ゴールやアシストをできるように心がけています」と、現状に奢らない意識の高さを語った。

(ABEMAスポーツタイム)