ルヴァンカップ準決勝第1戦を0-1で落とし、後がない状況で臨んだ第2戦で浦和の守護神・西川周作がファインセーブを連発し、チームを決勝へと導いた。 39分には、ペナルティエリア内でMF西村拓真に強烈なシュートを放たれるが、左手一本で弾く…

ルヴァンカップ準決勝第1戦を0-1で落とし、後がない状況で臨んだ第2戦で浦和の守護神・西川周作がファインセーブを連発し、チームを決勝へと導いた。

39分には、ペナルティエリア内でMF西村拓真に強烈なシュートを放たれるが、左手一本で弾く。浦和は後半にPKで2点を奪い、2戦合計で2-1と逆転に成功。

しかし後半アディショナルタイムには横浜F・マリノスの宮市亮に強烈なシュートを打たれたが、ここも左手で弾き出した。

西川は「絶対にピンチは来るというマインドだった。上手く対応できたと思う」と振り返った。

37歳になった今でも進化を続け、第一線で活躍するだけの理由がここにある。

「この距離で、このステップなら、これだけ届くという自分の限界は知っている」(西川)。

試合終了後、埼玉スタジアムのゴール裏から「We are Reds」の大合唱が巻き起こったが、西川は自身のSNSで、「みなさんの応援が力となりました🙇‍♀️ 本当にありがとうございました🙇‍♀️」と更新した。

決勝戦の舞台は国立競技場となるが、サポーターと共に最高の歓喜を味わいたい。