15日、浦和レッズはルヴァンカップ準決勝の第2戦で、横浜F・マリノスと埼玉スタジアムで対戦。2-0で勝利すると、2戦合計スコアを2-1とし決勝に進出した。 その中、17歳で8月にプロ契約を結んだMF早川隼平は、4-2-3-1のトップ下…

15日、浦和レッズはルヴァンカップ準決勝の第2戦で、横浜F・マリノスと埼玉スタジアムで対戦。2-0で勝利すると、2戦合計スコアを2-1とし決勝に進出した。

その中、17歳で8月にプロ契約を結んだMF早川隼平は、4-2-3-1のトップ下で先発し躍動した。

11日に行なわれた第1戦(0-1)では19分に左足首を負傷交代。大会規定により21歳以下の選手の先発入りが義務付けられている中での出場でもあった。「監督に“どうだ?”と言われ、自分としては、出られるなら出たいと思っていた。そのためにあの時間(19分)で交代した」。

15分のシュートはVARの結果、オフサイドと判定されたが、63分にDF荻原拓也のクロスを相手キーパーが弾いたところ、ボールを受けにいった早川が後ろから倒されPKを獲得。これが逆転劇の口火となった。

試合後、早川に前回途中交代の悔しさをぶつけたかったのかと訊いてみると「それ以上に勝利を求めていた。悔しさをぶつけると言うよりも勝利への思いが強かった」と答えた。

また、ルヴァンカップではニューヒーロー賞にノミネートされているが「余裕があれば意識していたと思うが、それよりもチームのためにという感じで、ギリギリだったので意識していなかった」と柔和な笑顔を見せた。

決勝の舞台でも臆することなく躍動する姿に注目が集まる。