C.ルメール騎手がドゥレッツァ(牡3、美浦・尾関知人厩舎)で、菊花賞(3歳牡牝・GI・芝3000m)の5年ぶり3勝目を狙う。  ルメール騎手はこれまで菊花賞に7回騎乗。16年サトノダイヤモンドと18年フィエールマンで2勝を挙げている。ま…

 C.ルメール騎手がドゥレッツァ(牡3、美浦・尾関知人厩舎)で、菊花賞(3歳牡牝・GI・芝3000m)の5年ぶり3勝目を狙う。

 ルメール騎手はこれまで菊花賞に7回騎乗。16年サトノダイヤモンドと18年フィエールマンで2勝を挙げている。また、20年アリストテレスと21年オーソクレースは2着、15年リアファルは3着。勝率29%、複勝率71%は驚異的な数字といえるだろう。

 今年のパートナーはドゥレッツァだ。昨年9月のデビュー戦は3着だったが、続く未勝利で初勝利を挙げた。その後は休み休みのローテーションではあるが、山吹賞、ホンコンジョッキークラブT、日本海Sと4連勝。いずれも2着とは1馬身以内の僅差だったが、着差以上の完勝ばかりで、全く底を見せていない。

 ルメール騎手は今回が4回目のコンビとなるので、馬の特徴はしっかりと把握している。重賞初挑戦がGIというのは楽ではないが、未知の魅力は十分。人馬一体の走りで、春の実績組をまとめて倒すシーンがあっても驚けない。