第19回アジア競技大会(2022/杭州)で2大会連続3度目の優勝を果たした日本女子代表。ジェフユナイテッド市原・市原レディースから選出されたFW大澤春花は12日から千葉市内で行われたチーム練習に合流し、約1カ月後のWEリーグ開幕に向けて新た…

第19回アジア競技大会(2022/杭州)で2大会連続3度目の優勝を果たした日本女子代表。ジェフユナイテッド市原・市原レディースから選出されたFW大澤春花は12日から千葉市内で行われたチーム練習に合流し、約1カ月後のWEリーグ開幕に向けて新たなスタートを切った。

アジア大会を振り返り「率直に嬉しいですし、楽しかったのが一番です。最初のミーティングで自分たちの目標はアジアチャンピオンになって、チーム・個人として成長して帰ることを、みんなで決めたので、それを実現できたのは大きいと思っています」。

このチームは、今大会だけのために招集された急造チームでもあったが「“はじめまして”の選手が多くうまくいかない部分もありました。試合を通して段々と合うようになってきたことは楽しかった」と言う。

その中で、大澤はチーム最多タイとなる7得点を記録。「個人として得点に絡むシーンが増えたこと、決め切る部分は成長していると感じていますし、それを決勝、準決勝の舞台で結果を出したいと思っていましたが実現することができました」と語った。

特に印象的だったのは北朝鮮女子代表との決勝戦(4-1)でのゴールだ。押される展開が続き、38分に追いつかれたが、66分に大澤がコーナーキックで得たチャンスをヘディングで合わせ逆転に成功。その後、追加点を決めたが、これが決勝弾となった。

「あまりヘディングで取ったことはありません(笑)。私は走っただけでナイスボールが来ました。目に見える結果を出せたことはプラスです」

また、リーグ戦に向けて「得点が取れたこと、これをチームでも継続し、チームを勝たせるプレーをしたい。その中でゴールだけでなくアシスト数も増やしたいと思っています」と意気込む。