男子プロバスケットボールB1のサンロッカーズ渋谷は14日、青山学院記念館(東京都渋谷区)で今シーズンのホーム開幕戦を迎えた。相手は昨シーズンの王者、琉球ゴールデンキングス。渋谷は日本代表として、ワールドカップ(W杯)で活躍したジョシュ・ホ…

 男子プロバスケットボールB1のサンロッカーズ渋谷は14日、青山学院記念館(東京都渋谷区)で今シーズンのホーム開幕戦を迎えた。相手は昨シーズンの王者、琉球ゴールデンキングス。渋谷は日本代表として、ワールドカップ(W杯)で活躍したジョシュ・ホーキンソン選手らが出場した。

 会場ではホーム開幕を心待ちにしていた3908人のブースター(ファン)が声援を送った。東京都杉並区の会社員松下隼也さん(28)は、W杯でバスケットボールに興味を持ったという両親と初めて一緒に観戦。「優勝に向け新加入のホーキンソン選手らがどれだけ力を発揮してくれるか楽しみ」と話した。

 7、8日の開幕カードで名古屋ダイヤモンドドルフィンズに連敗を喫した渋谷は初勝利を目指して試合に臨んだ。

 第1クオーターは出だしから琉球の3点シュートが決まるものの、渋谷もライアン・ケリー選手のジャンプシュートなどで加点。さらに田中大貴選手が3点シュートを決めるなどし、前半を41―38とリードして折り返した。しかし後半で逆転を許し、86―93で敗れた。

 一方、同じく東京に拠点を置くアルバルク東京は、ホームの代々木第一体育館(渋谷区)に宇都宮ブレックスを迎え、75―60で勝利した。(宮野拓也)