京都11Rの秋華賞(3歳牝・GI・芝2000m)はヒップホップソウル(牝3、美浦・木村哲也厩舎)の一発を期待したい。  春まではあくまで脇役のイメージだったが、前走の紫苑Sで地力強化をアピールした。当時は前後半5Fが58秒1-59秒9と…

 京都11Rの秋華賞(3歳牝・GI・芝2000m)はヒップホップソウル(牝3、美浦・木村哲也厩舎)の一発を期待したい。

 春まではあくまで脇役のイメージだったが、前走の紫苑Sで地力強化をアピールした。当時は前後半5Fが58秒1-59秒9というハイペース。そんな中、好位から直線で一旦は先頭へ。ゴール前で後方待機のモリアーナにかわされはしたものの、0秒1差の2着に踏ん張ってみせた。もちろん、前に行った組では最先着で、勝ちに等しい内容。ひと夏を越して力を付けていることは間違いない。

 過去6戦はすべて直線に坂がある東京&中山だったが、前走のような競馬ができるなら、平坦の京都替わりもプラスだろう。おそらくは中団以降で構えるリバティアイランドに対し、一発逆転があるなら前々からのロングスパート。父キタサンブラックがGI初制覇を果たした秋の京都で、娘も大金星を挙げてほしい。